【HTML】olとulの違い、マーカーのカスタマイズと配置方法
- 2024.08.22
- HTML
HTMLには、リストを作成するためのタグとして<ol>と<ul>があります。
それぞれの違いに加えて、リストのマーカーをカスタマイズする方法や、マーカーの配置方法について解説します。
目次
<ol>と<ul>の違い
<ol>タグと<ul>タグの違いは、リスト項目が番号付きかどうかです。以下にその違いを簡単にまとめます。
- <ol>(Ordered List、順序付きリスト): 各アイテムが番号付きで表示されます。リストの順序が重要な場合に使用します。
- <ul>(Unordered List、順序なしリスト): 各アイテムが記号(通常は点)で表示されます。リストの順序が重要でない場合に使用します。
一般的なlist-style-typeの値
HTMLのリストで使用できる一般的なlist-style-type
の値とその例を以下に示します。
- disc: デフォルトの丸い点(●)をマーカーとして表示します。
例: ● - circle: 空心の円(◦)をマーカーとして表示します。
例: ◦ - square: 四角い点(■)をマーカーとして表示します。
例: ■ - decimal: 順序付きリスト(
<ol>
)のデフォルト値で、アラビア数字(1, 2, 3, …)を表示します。
例: 1, 2, 3,… - decimal-leading-zero: アラビア数字に先頭ゼロを付けた形(01, 02, 03, …)で表示します。
例: 01, 02, 03,… - lower-roman: 小文字のローマ数字(i, ii, iii, …)を使用します。
例: i, ii, iii,… - upper-roman: 大文字のローマ数字(I, II, III, …)を使用します。
例: I, II, III,… - lower-alpha: 小文字の英字(a, b, c, …)を使用します。
例: a, b, c,… - upper-alpha: 大文字の英字(A, B, C, …)を使用します。
例: A, B, C,… - none: リスト項目の前にマーカーを表示しません。
リストマーカーの配置方法
リストマーカーの配置には2つのオプションがあります。
- outside: デフォルトの設定で、リストマーカーはリスト項目の外側に配置されます。リスト項目が折り返された場合、テキストはマーカーの左に揃います。
- inside: リストマーカーはリスト項目の内側に配置され、折り返されたテキストはマーカーの下に揃います。
以下に、それぞれの配置の例を示します。
マーカーを外側に配置 (outside)
ul.outside-marker {
list-style-position: outside;
}
- 外側に配置されたリスト項目です。この項目が長い場合、テキストはマーカーの外側に揃います。外側に配置されたリスト項目です。この項目が長い場合、テキストはマーカーの外側に揃います。
- 外側に配置されたリスト項目です。この項目が長い場合、テキストはマーカーの外側に揃います。外側に配置されたリスト項目です。この項目が長い場合、テキストはマーカーの外側に揃います。
マーカーを内側に配置 (inside)
ul.inside-marker {
list-style-position: inside;
}
- 内側に配置されたリスト項目です。この項目が長い場合、テキストはマーカーの下に揃います。内側に配置されたリスト項目です。この項目が長い場合、テキストはマーカーの下に揃います。
- 内側に配置されたリスト項目です。この項目が長い場合、テキストはマーカーの下に揃います。内側に配置されたリスト項目です。この項目が長い場合、テキストはマーカーの下に揃います。
マーカーのカスタマイズ方法
デフォルトのマーカーを変更して、任意の文字やシンボルをマーカーとして使用することも可能です。以下にその方法を示します。
リストマーカーを任意の文字に変更
例えば、リストのマーカーを星印「★」に変更するには、以下のようにCSSを設定します。
ul.custom-symbol {
list-style-type: none;
}
ul.custom-symbol li::before {
content: "★ ";
color: green;
font-weight: bold;
}
HTMLコード:
<ul class="custom-symbol">
<li>カスタムマーカーを使用した項目1</li>
<li>カスタムマーカーを使用した項目2</li>
<li>カスタムマーカーを使用した項目3</li>
</ul>
- カスタムマーカーを使用した項目1
- カスタムマーカーを使用した項目2
- カスタムマーカーを使用した項目3
まとめ
<ol>と<ul>を使い分けることで、内容に応じたリストを作成できます。
さらに、CSSを活用してリストマーカーのスタイルや配置を自由にカスタマイズし、リストの見た目を向上させることが可能です。
リストのデザインを工夫することで、情報を視覚的に整理し、読み手にとってわかりやすいコンテンツを提供できます。
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