【Excel VBA】ボタンにマクロを登録する方法
- 2020.08.13
- Excel VBA
マクロを実行する時にいちいちリボンの「開発」メニューから呼び出すのはとても面倒ですよね?
そこで今回はボタンにマクロを登録する方法を紹介します。
マクロを準備しよう!
ボタンに登録するマクロ作成しましょう。
今回はサンプルとして簡単なマクロを用意しましたので、以下のサンプルコードをコピーして使用してください。
Sub Sample()
MsgBox "マクロを実行したよ!"
End Sub
ボタンを準備しよう!
では、次はボタンを準備しましょう。
以下の手順でボタンをワークシートに作成してみてください。
①リボンの「開発」タブを選択
リボンの「開発」タブ(下図の赤枠)を選択します。
※ 開発タブが存在しない場合は表示させる必要がありますが、その方法は別の記事にて紹介します。
②メニューから「挿入」を選択
「開発」タブ内に「挿入」というメニュー(下図赤枠)があるので、選択します。
③コントロールフォームの「ボタン」を選択
「挿入」メニューを選択すると挿入したいものを選ぶポップアップが表示されます。
ここから今回はコントロールフォームにある「ボタン」(下図赤枠)を選択します。
④適当な場所にボタンを作る
マウスの計上が「+」になっていると思います。
この状態でワークシート上でクリック、もしくはドラッグ&ドロップでボタンを描画します。
描画に成功すると以下のような「マクロの登録」という画面が表示されます。
今回はここで「キャンセル」ボタンを押下してもらいますが、そのままマクロの登録を行っても構いません。
キャンセルを押下すると下図のようなボタンが作成されるはずです。
マクロを登録しよう!
とうとうお待ちかねのマクロの登録です。
では、作成した「ボタン」を右クリックしてみてください。
以下のようなポップアップメニューが表示されるはずですので、「マクロの登録」を選択しましょう。
「マクロの登録」を選択すると、先ほどキャンセルで閉じた以下のような画面が表示されるはずです。
ここで先ほど作成したマクロ「Sample」を選択してください。
マクロ名に選択したマクロが表示されていることを確認したら「OK」ボタンを押下して画面を閉じましょう。
※ 今回キャンセルしてもらったのは、既存のボタンにマクロを登録、再登録するための方法として紹介するためです
マクロを実行しよう!
ボタンに登録したマクロを実行する方法は簡単です!
それはズバリ「ボタンを押下する」だけです。
では、ボタンを押下してみてください。
下図のようなメッセージが表示されれば正常にマクロが呼び出せたということになります。
おわりに
マクロをボタンに登録すると実行が簡単になりますね。
マクロの実行法は他にもたくさんありますが、また別の記事で紹介します。
では、Excel VBAを使用した自動化ライフを楽しみましょう♪
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